土鍋の使い初めの目止めとは?したほうが良いの?
土鍋を新調したら、使用前に目止めをした方が長持ち
するんですって
目止めって、何?
詳しく、説明するね
ある日のこと。
友人との会話で、炊飯器を捨てて土鍋でご飯を炊いていると聞いて、興味を持ちました。
土鍋でご飯を炊く?
いやいや、そんなの難しいでしょ?
話を聞くと、そこまで難しくはなさそう。
ちょっと試してみるか。
土鍋ご飯の炊き方が気になるかたは、こちらから
うちのキッチンはIHなので、土鍋は持っていませんでした。
初期費用も、それほど高くありませんし、早速取り入れることにしました。
土鍋を買った時の箱に、土鍋を使い始める前に「目止め」をしてくださいと記載がありました。
土鍋って土で出来ているため、目には見えない小さな穴が無数にあるそうです。
そこからヒビが入ったり、匂いがつくのを防ぐために「目止め」をおススメしていました。
ふつうの鍋などは買い洗ってすぐ使えますが、土鍋はそうはいきません。
すぐ使いたいけど、お気に入りの土鍋ですから大切に使いたいですよね?
ちょっと手間ですが、難しくはないので必ず行ってください。
土鍋の使い初めには外せない「目止め」の方法
私の購入した土鍋の箱に記載がありました。土鍋を使用する前に目止めを行ってくださいとありました。
特別な物は、必要はありません。
1. 米のとぎ汁を使う方法。
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土鍋をよく洗う。水気を切って、よく乾かす。(下準備)
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米のとぎ汁を、土鍋の8分目くらいまで入れる。
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15分くらい沸騰させます。火を止めて土鍋が完全に冷めるまで待ち、中身を捨てる。水洗いをして、良く乾燥させます。
ちょっと調べてみると、この「目止め」はでんぷん質で穴を塞ぐということだそうで、米のとぎ汁だとでんぷん質が弱いので、あまり期待できないとの意見もありました。
私は上記の方法で目止めをして、ご飯炊いたら残念ながら焦げが出来てしまいました。
ちょっと火加減を誤ったせいもあるかもしれません。
ですので次回の目止めは下記の方法で試してみます。
2. 片栗粉または小麦粉を使う方法。
お粥を炊く方法が一般的なようですが、今回は片栗粉や小麦粉でのやり方をご紹介します。
- (下準備)はお米のとぎ汁のやり方と一緒です。
- 土鍋の8分目まで水をいれて、小麦粉または片栗粉を水の量の10%程度加えて、良く混ぜ30分ほど加熱する。
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火を止め、土鍋が完全に冷めたら中身を捨て、土鍋を水洗いして良く乾かす。これで終了です。
目止めが、必要のない土鍋もあります。セラミック加工を施してあるものは必要ありません。土鍋の素材を確認して行いましょう。
土鍋のお手入れの方法って、面倒?簡単?
土鍋を長く大切に使いたいですよね。
土鍋でご飯を炊く時に、焦げが出来ちゃうことがあります。
焦げを落とすための方法を2つ紹介します。
1. 水を入れて一晩置く。
これは道具は要りません。お水を入れて一晩ほったらかしです。こうゆうの好き~。
お水を入れて、1晩おいておく。お水を捨てて、やさしくスポンジやタワシ(金タワシはダメ)でこする。
でも残念ですが私の土鍋は、目止めが甘かったのか(米のとぎ汁でした為)、ご飯を炊いた時に焦げを作ってしまいました。ちょっと時間経ってしまいましたが、まず上記の方法で試しましたが落ちませんでした。
2. 重曹を使った方法。
1.を試して落ちなかった場合の重曹を使った方法をご紹介します。
重曹なら、たいていのご家庭にはありますし、比較的安価で手に入りますので、あっても邪魔にならないと思います。いろいろなお掃除に使えます。最近、インフルエンサーが良く取り上げています。
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土鍋に8分目位のお水を入れ重曹を大さじ3~4杯を入れて混ぜる。火にかけ沸騰させる。
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沸騰したら火を止め、そのまま1晩おいておく。お水200㎖に対して重曹大さじ1杯が目安です。
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翌日、土鍋の水を捨てやさしくスポンジやタワシでこする。
土鍋で避けるべきこと
やはり自然の素材で出来ているものですので、気を付けることがあります。
- 急冷・急熱は避ける。
- 濡れたままにしないで、乾かしてから片づける。
- 定期的に目止めをする。
まあまあデリケートですね。
私の感覚では、土鍋を育てるっていう感覚で今後大切に使用していきたいと思っています。
使いこむほどに味がでるような、愛着がわきます。
お気に入りの土鍋を長く大切に使うためには
- 面倒だけど使い初めに、片栗粉か小麦粉を使った目止めをする。
- 焦げが出来た時は、重曹を使って洗う。
- 急冷、急熱を避けて、洗ったら乾燥させる。
- 定期的に目止めをする。
私は現在使っている土鍋は、ご飯炊く専用にしています。目止めすれば、匂い移りはしないはずですが、やはりお米ってデリケートだと思います。旅館で出てくるような美味しいご飯を炊くためには、そういったこだわりが必要だと思っています。
ほんとうに美味しいご飯を、食べていただきたいです。
日本人はやっぽり、お米でしょ!と思う今日このごろです。
では、今日はここまで~。
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